ハルのおいたち6

ハルは7ヶ月になりました。
なのにその巨体でお散歩の途中私を襲うまでになってしまった暴れぶり。
飛びついて噛まれ洋服がビリビリになったこともありました。
私は正直ハルが怖いと思ったこともありました。
ハルは私を傷つけようとしているのではなくて、遊んでいるつもりらしかったのですが・・・。
お散歩から帰って手足を拭いている間、暴れ回ってずっと私の手を噛んでました。
叱っても叱られているという意識はないようでした。
私も感情的になっていたかもしれません。
最悪のワル犬です。(笑)
このままではいけない!
やられると条件反射で手が出てしまいそうになる。
自分の身を守るために必死で・・・
なんとか暴力ではない方法で、私たちに従う術を教えなければならないと思い、
トレーナーさんを探すことにしました。
まず最初に電話したのが、獣医さん紹介のトレーナーさん。
電話の感じだと、中年のおばさん。
「ノーを教えないといけませんね。」
わかってます・・・
正直、あまりいい感じを受けませんでした。
私も自信喪失していたし、ハルの状態に失望していたので、この言葉がとてもキツく聞こえたんです。
お値段も結構高くて、元警察犬の訓練士さんらしくて、昔のやり方なのかなって感じでした。
そんなわけで踏み切れずに迷っていたある日、夫がふと言いました。
「あのドッグランのトレーナーさんは?」
忘れてた!!
以前行ったことのあるドッグランでしつけ教室をやっていました。
参加はしなかったのですが、トレーナーさんのお姿を見かけたのです。
スマートで優しそうな若い女の方でした。
できれば私と同じくらいの女性のトレーナーさんがいいなって思っていました。
怖いおじさんの訓練士さんなら、ハルは絶対言うことを聞くと思ったからです。
すぐにドッグランへ電話をし、連絡先を教えていただきました。
そしてすぐに電話。
とっても感じのいい女の方でした。
「あ〜、ゴールデンですかぁ・・・オスですかぁ?わぁ〜大変だ!」って。
先生曰く、ゴールデンのオスは鬼門。
先生もできればかかわりたくないって笑いながらおっしゃったんです。
なんだか思いつめていたものがふっと消えて行きました。
ゴールデンのオスは大変なんだ・・・ハルだけじゃない・・・
(真相はわかりませんが・・・)
お値段もおばさんよりぐっとお安い。
すぐにお願いすることにしました。
そして約束の日、先生はさっそうとわが家へやってきました。
お名刺をいただいたのですが、れっきとしたJKC公認の訓練士さんでした。
ただ、訓練所で3年の修行をされてから独立されて1年目とのことでした。
そして主にアジリティを専門とされているということもわかりました。
その上なんと、私と同い年だったんです。
けれどさすがに慣れていらっしゃる・・・
ハル、ものの5分でおとなしくなりました。
私はリードのもち方から教わることになりました。
その前に、リードとカラーも先生が用意したものに即取替えでしたけどね。



  

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